文京いわぶち歯科・矯正歯科です。
本日は「根管治療のメリット」についてお話しします。

 

根管治療にかかわらず、治療にはメリット・デメリットの両面があります。
今回は、根管治療をするメリット・デメリットについて、詳しく解説していきます。

 

◎根管治療のメリット

 

根管治療のメリットは、大きく分けて2つあります。
1つ目は、”ご自身の歯を残せる”という点です。
そして2つ目は、”インプラントや入れ歯などの歯を失った時の治療を先延ばしにできる”という点です。

歯は一生ものですから、抜歯したくないというのは当然のことです。
誰もが、自分の歯で美味しく食事をとり、楽しく会話したいと願っているはずです。

しかし、”治療を先延ばしできる”というメリットについては、少し考えるべきところもあります。

インプラントというのは、歯を失った時の最終手段です。そのため、少しでも先延ばしにできるというのは、メリットと考えることができます。一方で、インプラントという治療法は、患者さまの口腔内の状態が良好でないと行えないものでもあります。

具体的には、

・インプラントを埋入する時の患者さまの骨の状態
・全身疾患の有無

が問題となってきます。

 

また、インプラントは5年生存率97%ともいわれるほど成功率の高い治療法ですが、埋入後の歯磨きや定期メンテナンスなどの習慣により、そのパーセンテージが下がることもあります。

さらに、平均的に若いうちほど、インプラントに適した口腔内状態を維持できるというのも事実です。

先延ばしにできるのはメリットではあるものの、いざ、インプラント治療が必要になった時にインプラントができない口腔内状態であるケースも少なくありません。この部分に関しては、”デメリット”となってしまうこともあるため、注意が必要です。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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