文京いわぶち歯科・矯正歯科です。
本日は「根管治療のデメリットはあるの?」というご質問にお答えしていきます。

 

◎根管治療のデメリットはあるの?

 

根管治療のデメリットは、大きく分けて3つです。

1つ目は、”歯を残したものの、歯根の破折により、歯を抜かなくてはいけなくなることもあること”です。
2つ目は、”天然の歯を残すためには、治療期間・費用がかかること”です。
最後の3つ目は、先ほども紹介した通り、”先延ばしにした結果、インプラントが打てないことがあること”、また”仮に打てても予後不良となってしまうことがあること”です。

 

主なデメリットは、1つ目と2つ目であり、3つ目はメリットとデメリットの両面があります。

歯科医にとって最悪のケースは、「期間と費用をもって根管治療をしたのにもかかわらず、想定以上に早く破折が起き、抜歯せざるを得なくなること」です。

根管治療後、1年以内に破折するケースもあります。
この部分については、歯科医も想定できないのです。

もちろん破折のリスクが高い場合には、歯科医よりリスクの説明をさせていただきますが、最終的な判断は患者さまに委ねられます。

「破折しない」とは断定できないので、慎重に検討する必要があります。

根管治療は、歯を残す上でとても重要な治療法です。
根管治療が必要になったら、患者さま自身もしっかり自分の歯の未来について考える必要があります。私たちはその答えを出すための選択肢、メリット・デメリットを正確にご提案することが最善だと考えています。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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