矯正歯科治療

矯正治療とは

矯正治療とは

矯正は、綺麗な歯並びをつくるだけでなく、噛み合わせや発音といった機能面改善においても重要です。また、歯並びが綺麗になることで周りの人に好印象を与え、本人の自信にも繋がります。

矯正治療のメリット

むし歯や歯周病になりにくい

歯並びが綺麗になると、歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが低下します。

見た目が綺麗になる

歯並びが綺麗になると、お顔全体のバランスが整い印象が変わります。

自信がもてる

歯並びのコンプレックスを解消することで歯を見せて笑えるようになり、気持ちも前向きになります。

全身の不調から改善される

歯並びが悪いと、身体に歪みが生じ、「肩こり」「歯ぎしり」「頭痛」などを引き起こすことがあります。歯並びを改善することで噛み合わせや顎のバランスが正常になるため、頭痛や肩こりなどの症状が軽くなることがあります。

当院の矯正治療の特徴

当院の矯正治療の特徴

当院では矯正専門医が担当し、初回カウンセリングを無料で行っています。

  • 透明なマウスピース矯正
  • 見えない矯正
  • 前歯のみの部分矯正
  • 当院で抜歯
  • 後戻りした歯の改善

  • 透明なマウスピース矯正
  • 見えない矯正
  • 前歯のみの部分矯正
  • 当院で抜歯
  • 後戻りした歯の改善

矯正歯科治療は、歯並びや見た目を治療することだけでなく、むし歯や歯周病の予防や顎関節症を未然に防ぐなど、口腔内の環境を維持するうえで重要な治療です。

種類によって装着期間や金額、メリット・デメリットなどございますので、ご要望の治療方法、治療費等についてはお気軽にご相談ください。

矯正の種類

矯正の種類

当院では、患者さんの希望に合わせた矯正を行うことができます。

  • 短時間で治療を終了したい
  • 目立たないものにしたい

など、ご要望に合わせた矯正をご提案いたします。

  • 短時間で治療を終了したい
  • 目立たないものにしたい

など、ご要望に合わせた矯正をご提案いたします。

マウスピース矯正

マウスピース矯正では透明で薄い素材でできたマウスピースを使用するため、矯正治療中であることがほとんど分かりません。

また取り外しができるため、食後の歯磨きや装置の洗浄も簡単に行うことができます。

見えない矯正

「ブラケット」(矯正装置)を歯に取り付け、ワイヤーを通して少しずつ歯を動かす方法です。
見た目が目立ちにくい「白いブラケット」を使用します。

部分矯正

全体矯正の場合、歯全体の噛み合わせを調節しながら歯並びを改善させていきますが、部分矯正では前歯など、気になる部分の歯並びだけをピンポイントで改善できます。
そのため、全体矯正よりも短期間で矯正治療を受けていただくことができます。

インビザラインについて

「矯正歯科治療」というと、いわゆる「ワイヤー・ブラケット」を連想する方が多いと思います。 そして、「歯列矯正には興味があるものの、矯正装置の存在感が強いから抵抗がある」という人が少なくないはずです。 ですが、「インビザライン」は矯正装置が目立たない矯正歯科治療として人気です。 透明なマウスピースを使いますから周りからはほとんど分かりませんし、自分で簡単に脱着することが可能です。

矯正歯科治療が大事である理由

程度にもよりますが歯列に問題があると見た目が悪くなってしまいます。 また、それだけでなく噛み合わせが悪いと身体全体に良くない影響が及びかねません。

虫歯や歯周病

「ブラッシングの届きにくい箇所」ができてしまいますから、虫歯や歯周病のリスクが高まります。ただし、歯並びの悪さが直接的に虫歯や歯周病の原因になるわけではありません。そのため、歯並びに問題があってもブラッシングがきちんとできていれば、虫歯や歯周病にはなりにくいと言えます。

審美面

審美的な問題が出ると、口を開けて笑ったり喋ったりすることをためらうようになるかもしれません。                   そして徐々に自信が喪失していってもおかしくありません。

発音

舌を適切に動かしにくくなって発音に問題が出る可能性もあります。

腰痛や肩こり

噛み合わせのせいで姿勢が悪くなったり、腰痛や肩こりに襲われたりする場合もあります。

総合歯科特有の強み

通常の矯正歯科医院:矯正歯科治療専門であり、虫歯や歯周病等の一般歯科の診療はしない
当院などの総合歯科:矯正歯科治療だけでなく、一般歯科治療もする

たとえば矯正歯科治療中に虫歯などが発生したとしても、当院であればその治療もすることができます。そのため高効率で治療を進行させていくことが可能です。
矯正歯科治療はもちろんですが、一般歯科治療についてもハイレベルとなっておりますのでご安心ください。

主な症状

出っ歯

「上顎前突」とも言います。上の前歯が通常より出てしまっています。顔の印象にかなりの影響を及ぼします。ちなみに日本人で出っ歯になっている人の比率は、欧米人に比べて高いとされています。

受け口

「下顎前突」とも言います。下の歯が上の歯よりも前方に出てしまっています。普通より も上下の歯が触れ合う機会が多くなるため、摩擦によるダメージで歯がすり減る恐れがあ ります。

乱杭歯

「叢生」とも言います。「八重歯」がその代表格であるものの、「歯が凸凹に重なって生え ている状態」全般を指します。噛み合わせが悪く、自分でも「きちんと噛めない」と感じ ている場合も多いです。

開咬

「奥歯を噛み合わせても、前歯が噛み合わない状態」のことです。つまりは口がいつでも 開いているということですから、口呼吸に陥りやすく、その影響で体調不良や口内のトラ ブルが発生するケースもあります。

空隙歯列

「奥歯を噛み合わせても、前歯が噛み合わない状態」のことです。つまりは口がいつでも 開いているということですから、口呼吸に陥りやすく、その影響で体調不良や口内のトラ ブルが発生するケースもあります。

過蓋咬合

「自然に歯を閉じたとき、通常よりも深く前歯が噛み合ってしまう状態」であり、下の歯 が前歯で隠れるケースが多いです。アゴの関節への負荷が大きくなり、審美的な問題(エ ラが張るなど)が出てくる可能性もあります。

インビザラインのメリット

透明なマウスピースですから他者に気づかれることはまずありません。大きな口を開けて 笑っても目立ちません。 また、マウスピースですから自分で容易に脱着できます。そのため食事を通常通り行うこ とができますし、これまでと同じようにブラッシングをすることが可能です。 さらにはマウスピース自体をご家庭で洗浄できますから衛生的です(洗浄にかかるコストはかなり低いです) そして金属アレルギーのリスクもありません(インビザラインでは金属を用いません)

インビザラインを検討すべき方

✅目立つ歯列矯正をしたくない
✅これまで通りに食事をしたい
✅金属アレルギーが怖い
✅脱着できることに魅力を感じる
✅毎日長時間装着する自信がある

インビザラインの利点

1.目立たない

透明なマウスピースですから目立ちません。自分から「矯正治療をしている」と言い出さない限り、他人に気づかれることはまずないでしょう。

2.飲食の制限がない

食事前にマウスピースを外せば、なんでも食べる(飲む)ことができます。
ちなみにワイヤーなどを使う場合は、「絡みやすい飲食物」を食べると装置が破損する可能性がありますから気を付けなくてはなりません。

3.口内トラブルのリスクが低い

デコボコしたブラケットやワイヤーを歯に固定する矯正では、それが粘膜に触れて「口内 炎」や「痛み」などの問題が起きる恐れもあります。ですがインビザラインであればその心配はいりません。激しい運動をしても大丈夫です。

4.衛生的

マウスピースは自分で簡単に脱着できます。マウスピース自体は専用のタブレットを使って毎日10分ほど洗えば十分です。そしてマウスピースを外した状態で普段通りの口内のブラッシングを行いましょう。

5.「歯列矯正のゴール」と「歯の動き方」が事前に分かる

インビザラインでは 3D シミュレーションである「クリンチェック」をします。
これにより「最終的にどのような歯列になるのか」と「それに向けて歯がどのように動いていくのか」が分かりますし、もちろんご本人も事前に確認することが可能です。クリンチェックの結果、ご納得できない場合はインビザライン治療をしないという選択をしていただいても構いません。
ちなみにワイヤー矯正に関しては、現状このようなシミュレーション技術はありません。
「歯列矯正のゴール」と「歯の動き方」はいずれも、「歯科医師の脳内に予想と存在する」だけです。
そのため、患者様本人は少なからず不安を抱えたまま歯列矯正をスタートすることになる可能性が高いです。

6.クリンチェックで所要期間とマウスピースの枚数も判明する

クリンチェックによって、矯正治療完了までの期間と、それまでに使うマウスピースの枚数も事前に分かります。「終わる時期」が分かっているとモチベーションを保ちやすいのではないでしょうか。

7.一度歯型を採れば OK

インビザラインでは最初の一回のみ歯型を採ります。ちなみに他のマウスピース矯正は複数回歯型を採るのが普通です。

8.通院ペースが少ない

インビザライン:2~3 か月に 1 回の通院(10~14 日に 1 回ほど自宅でマウスピースを交換する)
その他のマウスピース矯正、ワイヤー矯正など:14~28 日に 1 回ほどの通院

通院にかかる労力もインビザラインのほうが少ないです。
ただ、矯正をスタートして間もない段階では上記よりも通院回数が多くなりますのでご了承ください。

9.痛みが少ない

インビザラインでも歯を動かすことに変わりはありませんから、全く痛みがないというわけではありません。ただ、ワイヤー矯正などと比べれば痛みは各段に少ないです。 ちなみにワイヤー矯正とインビザラインを両方経験している場合、「インビザラインの痛みなど、あってないようなもの」という感想を抱くケースが少なくありません。

10.口内炎のリスクが低い

ワイヤー矯正の装置にはデコボコがありますから、口の中の粘膜にダメージを与えてしまい、口内炎ができるケースが少なくありません。しかも継続的に粘膜を傷つけることになりますから、一度口内炎が発生してしまえばなかなか治らない場合が多いです。
ワイヤー矯正を経験した方の中には、「ワイヤーを締める痛みなどよりも、口内炎のほうが辛い」と語る人も少なくありません。
一方、インビザラインの場合はデコボコのないマウスピースが歯全域をカバーしますから、口内の粘膜にダメージが及ぶことはありません。そのためインビザラインのせいで口内炎が発生するということはありません。
※ただ、もちろんそれ以外の理由で口内炎ができることはありますので気を付けましょう。油断は禁物です。

11.金属を使わないためアレルギーが起きない

インビザラインでは金属を使いません。そのため金属アレルギーのリスクはありません。 ちなみに「今の時点で金属アレルギーはない」という方でも、長期的に口内に金属を入れ ていると、どこかのタイミングで金属アレルギーの症状が出るケースもあります。

インビザラインに関して

インビザラインは 1999 年にアメリカのアライン社が生み出したものです。今では全世界 で 500 万名以上が治療で利用し、世界 80 か国以上で重宝されています。歯科矯正治療業界 の中でもトップクラスの実績があると言っていいでしょう。

薬事認証に関して

インビザラインは米国 FDA から医療機器認証を受けています。FDA は日本でいうところ の厚生労働省のようなものですから、インビザラインの信頼性は高いと言えます。また、インビザラインは ISO 認証を受けている工場で製造されていますから安心です。
ただ、日本国内において、インビザライン等の「カスタムメイド(一人一人に合うように作る形式)のマウスピース系の矯正装置」は、「医薬品副作用被害救済制度」の対象にならないケースがあります。「市場流通性がないこと」などがその理由として挙げられます。
そう聞くと不安になるかもしれませんが、「マウスピースに使われている素材」には薬事認証が出ていますから、アレルギーなどのリスクは限りなくゼロに近いと言えます。

思春期の矯正治療にもおすすめです

インビザライン矯正は他人にほぼバレませんから、「矯正装置が目立ってしまい、そのせいでからかわれることは避けたい」という気持ちが強くなりやすい、中学生~高校生くらいのお子さんの歯科矯正治療にもおすすめです。

さて、中高生のインビザラインでは「コンプライアンスインディケーター」という機能をつけることができます。これは、「よだれに反応して、だんだんと色が淡くっていく」という機能であり、歯科医師や保護者などが「マウスピースをきちんと装着しているか」を外部からでも簡単にチェックすることができます。

インビザラインにおいては「1 日 20 時間以上装着する」ことが非常に大事と言えますが、お子さんは自己管理能力が低い傾向にあるため、ついマウスピースを外している時間が長くなりがちです(この場合は、「容易にマウスピースを脱着できる」ということがむしろ仇となっています)。ですが、この機能によって、「お子さん本人がマウスピースをつけるモチベーション」も高くなっていくかもしれません。

リテーナーとは?

インビザラインが一通り完了しても、そのままでは歯がだんだんと元に戻っていってしま
います。ですが、「リテーナー」という装置をつけることで、この後戻りを防止すること
が叶います。リテーナーをつける期間は矯正期間と同程度となっています。
ちなみにビベラ・リテーナーというアライン社製の強度の高いリテーナーも存在します。

インビザラインに関連するポイント

1:発音や発声について

マウスピースを装着したまま喋ると、多少聞き取りにくくなる可能性があります。とはいえ、通常よりもやや口を大きく開いて喋れば基本的には問題ありません。また、そもそも「これまで通りに喋っても特に支障はなかった」と語る人も少なくありません。 ただ、面接時などの重要なシーンではマウスピースを外してもいいでしょう(終了したらすぐに装着し直してください) 都合上、どうしてもマウスピースを装着可能な時間が短くなるという人は、治療完了までの期間がやや長くなる恐れがあります。また、マウスピースの交換サイクルが 14~21 日程度と少し遅くなります。 基本的には「喋りやすくすること」よりも「マウスピースを所定の時間装着すること」を優先していただければと思います。

2:「歯を抜くこと」に関して


抜歯矯正の難易度は比較的高いため、「インビザラインで抜歯矯正は不可能」と認識している方が少なくありません。ですが、実際にはインビザラインに精通した歯科医師であれば、抜歯矯正もきちんと選択肢に入れます。○○でも、それが適するケースでは「抜歯矯正」「非抜歯矯正」の両方のクリンチェックをお見せし、ご本人に最終的な判断をしていただいております。
ちなみに「第一小臼歯の抜歯を伴う矯正」は以前までインビザラインが苦手とする分野でした。しかし、現在ではこれに対応した「インビザライン G6」というものが登場しています。このようにインビザライン関連技術は発展し続けているのです。

 

3:虫歯や歯周病は事前に治します

虫歯や歯周病があるのであれば、事前に治してからインビザライン矯正に移行することになります。
また、矯正治療がスタートしてから虫歯が生じたときは、虫歯の治療を優先します(矯正治療は一旦ストップします)。そして虫歯に詰め物を入れたり、詰め物のフォルムが変化したりすると、マウスピースを作り直さなければならなくなるケースもあります。ですか
ら、矯正治療期間中は普段以上にブラッシングなどに気を遣っていただければと思います。

虫歯などの影響でマウスピースを使用できなくなったときの対応ですが、

インビザライン・ライト:治療計画の調整に制限があり対応不可となるケースがある
インビザライン・フル:再検査を行い、治療計画を調整することが可能

という違いがあります。

 

4:飲食について

「水以外の飲食物」に関しては、たとえ一口であってもマウスピースを外してから食べたり飲んだりしてください。そして食べたり飲んだりしたあとは、すぐに歯磨きを行います。 「無色透明の飲み物」であれば一見問題がなさそうに思えるかもしれませんが、少しでも糖分や酸味が含まれている場合は必ずマウスピースを外してください。 少し面倒ではありますが、装置が固定されていて「食べにくいもの(肉類、繊維質の野菜等)」もあるワイヤー矯正に比べれば、飲食に関する自由度は圧倒的に高いと言えるでしょう。

インビザラインで成功するためのポイント

やはり「所定の装着時間を守らないこと」が、マウスピース矯正で想定通りの成果を得られないときの一番の理由であるとされています。マウスピースには「装置を簡単に脱着できる」というメリットがありますが、だからこそ自己管理能力が低かったり、「矯正に対 するモチベーション」が薄かったりすると、このようなタイプの失敗をする可能性が高くなります。

特に「お子さんが、保護者に強制されてインビザラインを行う」というケースでは、装着時間が短くなりがちです。お子さんが矯正治療をする場合、その大半は「保護者の提案で始める」という形になるかと思いますが、事前にきちんと「矯正治療をする意義・理由」 などを説明し、納得させておくことが重要と言えます。
そしてお子さんがどうしても首を縦に振らないのであれば、「矯正治療をしない」という選択も必要になるかもしれません。

さて、話は変わりますが、経験の薄い歯科医師や矯正専門医ではない医師が、「インビザラインが適さない症例」においてインビザラインを採用してしまい失敗する、というケースも近年増加してきています。
ですからインビザラインをする場合は、「実績をきちんと積んでいる」など信頼できる歯科医院を選ぶことをおすすめします。「どの歯科医院で行っても同じ」ということはありません。

インビザライン矯正をどのように進めていくか

1:まずはカウンセリング(無料)

まずは無料カウンセリングを行います。歯列をチェックさせていただき、インビザライン 矯正の進め方、治療期間、料金などに関してご説明します(この段階ではあくまで「目安」となります)相談時間は30分ほどありますので、細かなことでもなんなりとご質問ください。また、未成年の皆さんは保護者の方とご一緒にお越しください。

2:精密検査


・歯型
・口の中の写真
・レントゲン写真

などを採っていき、本格的に矯正治療の準備を進めていくことになります。
○○では最新鋭の光学スキャナである「iTero Element」を使いますから、これまでの「シリコーン印象」に比べて、検査の精度が高くなっております(快適性にも優れています)
これらの検査結果を判断材料にして、個々人にとって最適な治療計画を作り上げます。

 

3:クリンチェック

検査結果をベースに、矯正専門のドクターが「クリンチェック(3Dシミュレーション)」 をして、総合的な矯正治療計画を作ります。
インビザラインのスタートからゴールまで、歯がどのようにスライドしていくのか(の想定)をご本人にチェックしていただきますのでご協力ください。
もちろんこのチェックをするにあたって専門知識などは必要ありませんからご安心ください。

4:治療計画の決定

ここで治療計画・治療期間・治療料金などが厳密に決まります。全てにおいてご承諾いただけましたら、マウスピースの発注を行います。
もちろん治療計画などをご覧いただいた上で、「インビザライン矯正をしない」という選択をしていただくことも可能ですからご安心ください。
※マウスピースの発注について
インビザラインのマウスピースのメーカーであるアメリカ・アライン社に対して発注をかけます。治療計画をベースにマウスピースが製造され、日本まで安全に届きます。

5:歯周病や虫歯があれば治す

歯周病や虫歯がある場合は、それを治してからインビザライン矯正を始めることになります。○○では可能な限り歯を抜かない治療計画を作ります。
また、ブラッシング指導などもしておりますのでご活用いただければ幸いです。「インビザライン矯正期間中に歯周病や虫歯を発生させないこと」も大事ですから、ブラッシングの重要性は非常に高いと言えます。

6:インビザライン矯正スタート

インビザライン矯正がスタートします。最初のうちは月 1 回ほど、以降は 2~3 か月に 1 回ほど通院してください。それぞれの治療段階においてアタッチメントの装着等をします。そしてこちらからの指示通りに、マウスピースを 10~14 日に一回ほどのペースで交換して矯正を進めていきます。
治療期間は 1~3 年程度です。ただ、マウスピースを 1 日 20 時間以上装着していただかないと治療期間が長引いてしまうかもしれません。ですから、ブラッシングや飲食のとき以外は基本的に常時つけておくことをおすすめします。「1 日 4 時間は外していい」と考えるよりも、「原則としてずっと装着しておく」などと捉えておくことを推奨します。

7:リテーナーを使う

インビザライン矯正が終わりましたら、リテーナーを使った「保定期間」に移行します。リテーナーを 1~3 年程度装着して、歯の後戻りを防ぐことになります。リテーナーの使用中は半年に 1 回ほど来院いただくようお願いします。歯や噛み合わせの経過を確認させていただきます。

インビザラインに関するよくある疑問にお答えします

Q:なぜマウスピースで歯が動くのですか?

マウスピースは、アタッチメントと歯に密着しますから、歯に適切な力がかかり続けることになります。これによって歯が動くのです。 また、コンピューターを使って 3Dシミュレーション(クリンチェック)によって精密な矯正計画を立てますから、「無駄な動き」「無理な動き」をすることはありません。 矯正治療と聞くと「無骨なワイヤー」を連想する方が多いでしょうから、「プラスチックのマウスピースで歯が動く」と言われても信じがたいかもしれません。しかし、実際に全世界で多くの人がインビザライン矯正を行っています。

Q:インビザライン矯正では対応できない歯列はありますか?

インビザラインに限らず全ての矯正装置には特性があり、「向いている歯列(などの全体的な状態)」と「向いていない歯列」があります。また、インビザライン単体では矯正が難しくても、別の装置と一緒に使うことで矯正ができるケースも少なくありません。
いずれにせよ「インビザラインが向いていない状態」の方に対して無理にインビザライン矯正をすすめることはありませんからご安心ください。

Q:インビザライン矯正が終わるまでにどれくらいかかりますか?

歯列の状態になどによって変わりますが、平均して 1~3 年とお考えください(ただし矯正後も長期的にリテーナーを装着していただきます)
インビザライン矯正を開始する前に、コンピューターを使った緻密なシミュレーションをしますから、歯の動かし方に無駄がありません。そのため、従来の装置と同じか、少し早いくらいで完了する可能性が高いです。

ただし、「1 日におけるマウスピースを装着する時間」が短いと当初の予定よりも、完了するまでの期間が長くなってしまいかねませんので気を付けてください。

Q:インビザライン矯正の治療費は?

当院は 34~85 万円(+税)に設定しております。○○はインビザライン矯正に特化していますから、これくらいの値段に抑えることができています。豊富な治療経験を最大限に活用し、卓越した技術を低価格で多くの方に提供しております。
ちなみにインビザライン矯正の治療費の設定は歯医者ごとに幅広く、中には 100 万円以上かかるところもあります。特に治療費を安くしたいとお考えの方はお気をつけください。

Q:抜歯をすることはありますか?

当院は、「可能な限り抜歯しない」という方針で治療計画を作っております。ただ、「抜歯がどうしても必要」なのであればそのように提案させていただきます。
いずれにせよ「安易な抜歯」や、「必要以上に抜歯を避ける」などのことは致しませんのでご安心ください。

 

Q:マウスピースの装着時間は?

1 日 20 時間以上つけてください。もちろん飲食や歯磨きの前には外すことになりますが、その他のタイミングではずっと装着しておくことを推奨します。

Q:マウスピースの洗い方は?

まずマウスピースを外し、流水で汚れを洗い落とします。マウスピースが変形するかもしれませんから、40℃以上のお湯の使用は厳禁です。
そしてリテーナーブライトというタブレット錠を使って、マウスピースをきれいに洗浄していただければと思います。

Q:インビザライン矯正はどの歯科医院で行っても一緒ですか?

例えば虫歯や歯周病の治療は、「ごく一般的な治療」ですから歯科医院によってそこまで差が出るわけではありません(もちろん全く違いがないというわけではありませんが)
しかし、インビザライン矯正は「特有のノウハウとスキルが必要な治療」ですから歯科医院による違いが大きくなります。
そのためインビザライン矯正は、インビザラインの実績があり信頼できる歯科医院で行うことをおすすめします。

 

Q:まだ永久歯が生え揃っていません。それでもインビザライン矯正はできますか?

「インビザライン・ティーン」によって本格的な矯正を行うことが可能です。余談ですが、一昔前まではインビザライン・ティーンがありませんでしたから、10 代でインビザライン矯正を受けることはできませんでした。

Q:インビザライン矯正期間中の飲食について教えてください

飲食の前にマウスピースを外してください(簡単に外すことができます)そして飲食が終わったら歯磨きなどを終えてからマウスピースを再び装着しましょう。マウスピースをつけた状態で飲食していいのは基本的に「水」だけです。
その都度脱着するのは面倒ではありますが、マウスピースと歯の間に食べ物が挟まらない、歯磨きをしやすいなどのメリットがあります。

Q:虫歯や歯周病があってもインビザライン矯正は行えますか?

まず虫歯や歯周病を治療してからインビザライン矯正をすることになります。虫歯や歯周病があるままでインビザライン矯正を行うことはありませんからご安心ください。

Q:インビザライン矯正期間中に虫歯ができた場合は?

インビザライン矯正を一旦ストップして虫歯の治療を行います。そのためインビザライン矯正の期間が長くなってしまいますし、マウスピースを作り直す必要が出てくる場合もありますから、虫歯にならないようにご注意ください。

Q:マウスピースは発音にどれくらい影響しますか?

慣れるまでやや喋りにくくなるかもしれませんが、数日でなじむはずです。ちなみにアナウンサーなどの話すことが重要な職業の方の中にもインビザライン矯正を行っている人は多いです。

Q:マウスピース矯正の痛みのレベルは?

インビザライン矯正は痛みの少ない手法です。はじめの 3 日間ほど痛みや違和感が強めになると語る人は少なくありませんが、インビザライン矯正では少しずつ歯をスライドさせていきますから、「全体を通しての痛み」はやはり小さくて済みます。 一方のワイヤー矯正は痛みが強くなりやすいですし、装置が口内の粘膜を刺激して口内炎を引き起こす可能性があります。ですが、マウスピースは歯全域をカバーしますから、口内炎が発生することはありません。

Q:矯正完了後はリテーナーを使うと聞きました。リテーナーについて教えてください

インビザラインに限りませんが、矯正完了後はだんだんと歯が元の位置に戻っていってしまいます。それを防ぐためには、リテーナーと呼ばれる保定装置を使わなければなりません。また、たびたび通院していただく必要もあるのでご理解ください。
リテーナーの装着期間は「インビザライン矯正の期間」と同じくらいになる場合が多く、基本的に一日中つけることになります。ただ、6~12 か月ほどリテーナーを使っていると、アゴと歯の骨がある程度安定しますから、それ以降は「一日中」ではなく、「寝るとき」だけ装着すれば OK となります。そして最終的には 7 日に 1 回程度装着することになります。

Q:タバコを吸うときはマウスピースを外さなければなりませんか?

その通りです。タバコが含有するヤニの影響で色素沈着が起きたり変色したりするかもしれませんから、マウスピースを外してタバコを吸うことを心がけてください。 また、そもそもタバコは歯に悪影響を与える場合が多いですから、できれば禁煙、それが無理でも吸う本数を減らしていくことをおすすめします。

Q:マウスピースを失くしました……。どうすればいいでしょうか?

すぐにご相談ください。失くした分のマウスピースの再発注を行います。
インビザラインでは、スタート前に「最初から最後までのマウスピース」を全部作ってしまいます。「その都度作る」わけではありませんから、一枚でもマウスピースを失くしてしまうと次の段階に進めなくなる可能性があります。お気をつけください。

Q:インビザライン矯正には保険が利きますか?

利きません。自費診療となります。
歯科領域に限らず、日本の健康保険は基本的に「最低限必要な治療」に対してのみ利用することができます。インビザライン矯正は、原則として「最低限の範囲を超えた治療」とみなされているのでしょう。
ただ、インビザライン矯正の治療費は医療費控除の対象となりますから、必ず確定申告をしましょう。そうすることで費用負担が実質的に少なくなります。

Q:本当にインビザラインのマウスピースは目立ちませんか?

マウスピースは透明であり、厚さは 0.5 ミリ未満です。そのため口を大きく広げても、他人には分からない可能性が高いです。
ただ、もちろん「100%バレない」と断言することはできませんし、「矯正治療をしていると誰かに知られてしまったことによる損失」に対する責任は一切負いませんのでご了承ください。

Q:「抜歯を伴うインビザライン矯正」はできるのでしょうか?

「抜歯を伴うインビザライン矯正」は比較的難しいですから、「抜歯をしなければならないので対応できません」などと言ってインビザラインを断るクリニックも少なくありません。
ですが、当院は「抜歯を伴うインビザライン矯正」も安全・高品質に行うことができます。そのため、他院で断られた場合もぜひご相談ください。もちろん「抜歯しなければならないか否か」の判断も完璧に行います。

Q:人工歯のある状態ですがインビザラインは可能ですか?

基本的に可能です。人工歯(差し歯、ブリッジ等)があってもインビザラインはできます。
人工歯の調節を行い、歯列を整えられることが可能なケースもありますから、まずは一度ご相談ください。
これに限らず「インビザライン矯正を行えるかどうか」の判断を一般の方がすることはできません。そのため、インビザライン矯正に興味をお持ちなのであれば、どのような状態であってもご相談いただければと思います。

Q:インビザラインで部分矯正(1 本だけなど)はできますか?

「軽いデコボコのケア」「軽度の出っ歯の矯正」などの部分矯正も、インビザラインによって行うことができます。治療料金が安く、治療期間も短い「インビザライン・ライト」が存在します。

Q:忙しくてもインビザライン矯正は行いやすいと聞きました。どういうことなのでしょ うか?

インビザライン矯正をする場合の通院ペースは 1~3 か月に 1 回ほどとなります。そのため多忙な方でも続けられるのではないでしょうか。 また、インビザライン矯正で使うマウスピースをある程度の段階まで一括でお渡しすることも可能です(ただし、装着時間などのルールを厳守してください)

Q:仮に 1 週間ほどマウスピースを外し続けるとどうなりますか?

歯が元の位置に戻っていったり、あらぬ方向に動いたりしてマウスピースを正常に装着しにくくなる可能性があります。ですから、ブラッシングや飲食のとき以外はマウスピースを装着しましょう(1 日 20 時間以上)
「マウスピースを 1 週間ほど外したくなるシチュエーション」というと、長期旅行などが考えられるでしょうか。確かにレジャーを最大限楽しむためにも外したくなるかもしれません。とはいえマウスピースは目立ちませんし、それほど違和感が強いものでもありませ んから、装置していても旅行の楽しさに影響を与えることはまずありません。)

矯正だけでなくむし歯治療にも対応

矯正だけでなくむし歯治療にも対応

矯正歯科では、通常むし歯治療や抜歯は行っていません。そのため矯正前の抜歯や矯正中のむし歯治療が必要なケースでは、一般の歯科医院に通う必要があります。

当院では、むし歯の治療や抜歯、クリーニングなどもトータルで行っているため、どのようなケースでもすべて対応することができます。

矯正治療の流れ

矯正治療の流れ
  • 1初診カウンセリング(無料)

    お口の状態を確認しながら、気になっている箇所や治療の希望をお伺いいたします。
    そのうえで、矯正治療の内容や考えられる治療方針についてご説明いたします。

  • 2精密検査・診断

    治療を希望される場合には、レントゲン撮影・歯型模型をとり、診査・診断を行います。

  • 3検査結果と治療方針の説明

    検査結果に基づき、治療方針や治療方法・治療期間・費用等の説明をいたします。
    矯正治療に対する患者さんのご希望を再度お伺いし、希望に沿えるかどうかに関しても丁寧にご説明いたしますので、ご不明な点があれば何なりとご質問くださいませ。

  • 4治療開始

    治療内容に同意をいただければ、治療開始です。

  • 5器具装着

    ブラケットを装着しての治療(マススピースを含む)が終了すると、その噛み合わせを安定させるための保定期間に入ります。

お口に関する症状・お悩みはお気軽にお問い合わせください

  • 03-3813-3918 診療時間 8:30~13:00/14:30~19:00 休診:木曜,土曜午後,日祝
  • 何でもお気軽にご相談ください メールお問い合わせ
  • 予約

初診の場合はお電話にてご予約ください。再診の場合はWEB予約が利用できます。
急患も受け付けますが、お時間をいただくことがあります。

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