歯の神経を抜くとどうなる？
文京いわぶち歯科・矯正歯科です。
歯の神経を抜くと、残った歯はどうなるのでしょうか？
歯の変色、歯が弱くなる、虫歯に気づきにくくなる、痛みが残ることがあるといった症状が出ることがあります。
それぞれ詳しい症状の内容について、紹介していきます。
『①歯の色が変色してしまう』
神経には血管が通り、日々水分や栄養を運んでいます。
神経を取ってしまうとこれを受け取れなくなり、血液が上手く循環されなくなります。
それにより、歯のコラーゲンが変色し、黒っぽくなってしまいます。
多くの場合は、白っぽい被せものをして、審美性を高める治療を行います。
『②歯が弱くなってしまう』
栄養を送る血管そのものがなくなってしまうので、どうしても歯に栄養が行かず、脆く弱い状態になってしまいます。
歯の寿命を縮めることになるので、今まで以上に定期メンテナンスが重要となります。
『③虫歯に気づきにくくなってしまう』
歯の痛みの異常を伝えることができなくなってしまうので、虫歯になった時などに気づきにくくなります。
神経を取ることになった歯は、定期的なメンテナンスを受け、虫歯にならないように注意してください。
『④痛みが残ってしまうことがある』
根管治療時に神経が上手く取り切れていないと、治療後に痛みが残ってしまうことがあります。
切除した神経の一部が歯の中に残ってしまうと、少し触れただけで痛みを感じるようになります。
根管治療をしても尚、歯の痛みを感じる時は、神経が残ってしまっている可能性があるので、早めに歯科医院を受診してください。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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