マウスピース型矯正のリスクとは？①
文京いわぶち歯科・矯正歯科です。
本日はマウスピース型矯正のリスクについてお話しします。
当院は、インビザライン・システムを用いた矯正治療を行っています。
審美性の面等、メリットの大きい治療法ですが、メリットだけに着目するのはリスクがあります。
矯正法にはそれぞれ長所・短所があるものですので、インビザラインのデメリットやリスクについても把握した上で治療を選択してください。
①装着時間は20～22時間
インビザラインのマウスピースは、1日20～22時間装着していただく必要があります。
それ以下の装着時間になってしまうと、当初のシミュレーション通りに歯が動かなくなるので、次のマウスピースへの交換もできず、治療が失敗してしまうこともあります。
その分、治療期間や治療費用もかかってしまうので、装着時間をきちんと遵守いただける方におすすめしています。
②飲食の制限がある
食べてはいけないもの、飲んではいけないものがあるわけではありませんが、飲食に関する注意点はいくつかあります。
まず、マウスピースを装着中は砂糖の含まれた飲み物やコーヒーやお茶、ワインなどの色の濃い飲み物は控えるようにしてください。
虫歯や着色の原因になりますので、注意してください。
インビザラインで使用するマウスピースは歯にフィットするため、歯に汚れがあると虫歯になりやすくなります。
飲食時はできるだけ取り外し、飲食後は歯磨きをしてから装着するようにしてください。
尚、着色に関しては、1週間ほどで交換するので、そこまで神経質になる必要はありません。
③適応しない症例もある
患者さまの口腔内の状況によっては、インビザラインに適さないこともあります。
下記に当てはまる場合は、マウスピースを使った矯正に適応しないこともあるため、一度ご相談ください。
・重度の出っ歯や受け口など、骨格的な要因がある場合
・大きく歯を動かす必要がある場合
・八重歯など、抜歯の必要がある場合
・歯のねじれが見られる場合
・虫歯や歯周病が進行している場合
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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『文京いわぶち歯科・矯正歯科』
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