ダラダラ食いの影響
おやつの「ダラダラ食い」が泣く子をつくる~
先日、こんな記事がありました。
診療にくる子供たちの中には、泣かずに治療を受けられる子もいれば
泣いてなかなか治療ができない子もいます。この差、実はおやつの与え
方が影響しているそうです。
あるアンケートによると、おやつの時間を決めていない母親が、治療時に
子供が泣くと予想している割合は54%。反対に、おやつの時間を決め
ている母親は、22%と半分ぐらいの数値になった。
実際の治療現場でも、やはりおやつの時間が決まっていない子の方が
泣く割合が多いです。
では何故このようなことになるのでしょう?
食欲は、人間にとって最も基本的な欲求。空腹を満たすために工夫をし、
そのための道具や文化を生み出し、進化してきました。空腹感と戦い耐え
ることで、人間として生きる力を培ってきたといえます。
一方、「お腹がすいた」と言えばいつでもおやつを与えられ、空腹を感じるこ
とがない子供たちは、何に対しても耐える心が育たなくなるように思います。
だから、歯の治療でも我慢できないのでしょう。
また「ダラダラ食い」はむし歯を引き起こす大きな原因にもなります。
たとえ10分でも、決めた時間までおやつを我慢することで子供の心は大きく
発達します。
おやつの時間は重要です!!