マウスピース矯正は何か月で終わる?治療期間と完了の目安を徹底解説
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文京区後楽園駅徒歩5分の歯医者・矯正歯科「文京いわぶち歯科・矯正歯科」です。
マウスピース矯正を検討していると「どれくらいの期間で終わるのか」が気になる方も多いのではないでしょうか。
予定が立てにくいまま治療を始めるのは不安につながります。
歯科矯正の専門家のもとで診断・計画を立てることで、適切な期間の目安を知ることが可能です。
今回は、マウスピース矯正の平均的な治療期間と、それに影響する要素について詳しく解説します。
事前に把握することで、ライフイベントや仕事との両立がしやすくなります。
結論として、マウスピース矯正は6か月〜2年程度が目安ですが、症例によって前後します。
マウスピース矯正の一般的な治療期間
マウスピース矯正の期間は、軽度な歯並びであれば6か月ほど、歯列全体を整える場合は1年〜2年が目安です。
使用する装置は1〜2週間ごとに交換し、段階的に歯を動かしていきます。
計画通りに進めるためには、継続的な装着と定期的なチェックが不可欠です。
口腔内の状態や咬み合わせの状況によっても、必要な期間は大きく変動します。
治療の途中でトラブルが起きると、予定より長引く可能性があるため注意が必要です。
治療期間に影響する要素とは?
マウスピース矯正の期間は、以下のような複数の要因で左右されます。
- ・歯並びの重なりやズレの程度
- ・年齢や骨の硬さ(若年層の方が歯が動きやすい)
- ・1日20時間以上の装着が守られているか
- ・虫歯や歯周病など、他の口腔トラブルの有無
- ・マウスピースの破損や紛失による治療の遅れ
これらの要因は患者によって異なるため、矯正前に詳細な診断と相談が重要です。
短期間で終えられるケースもある?
すべての矯正が長期間かかるわけではありません。
前歯だけの部分矯正や、見た目の調整を目的とした治療であれば、3〜6か月程度で完了することもあります。
ただし、部分矯正は噛み合わせの改善が目的ではないため、適応できる症例は限られます。
無理に早く終わらせようとすると、治療後の後戻りや不具合の原因になることもあります。
短期間での治療を希望する際は、治療の目的を明確にし、リスクも理解したうえで選択しましょう。
計画通りに終えるためのポイント
矯正の進行には患者自身の協力が大きく影響します。
とくにマウスピースの装着時間や管理状態は、治療結果を大きく左右します。
以下は、治療期間の延長を防ぐために意識すべき点です。
- ・マウスピースを1日20〜22時間装着する
- ・外した際はすぐに歯磨きをして再装着する
- ・破損や紛失が起きたらすぐに歯科医院へ連絡する
- ・指示された通院日を守り、計画通りに進める
- ・マウスピースの洗浄と保管を徹底し、変形を防ぐ
このように、日常生活の中での自己管理がスムーズな矯正につながります。
治療期間中に起きやすい変化と対策
マウスピース矯正中は、生活習慣にもいくつか変化が見られます。
特に装着や取り外しのタイミング、食後のケアなどで手間を感じる方もいます。
装着直後の圧迫感や軽い痛みが出る場合もありますが、多くは数日で慣れていきます。
外出先でも歯ブラシやマウスピースのケースを持ち歩くなど、対応が求められます。
それでも、金属のワイヤーと比べると違和感は少なく、生活への影響も軽減されています。
まとめ
マウスピース矯正の治療期間は、症状や生活習慣によって個人差があります。
平均的には6か月〜2年程度で完了しますが、部分矯正ならより短い期間で済む場合もあります。
毎日の装着管理と定期通院を守ることが、計画通りの完了につながります。
正しい知識を持って取り組むことで、無理なく理想の歯並びを目指せます。
治療前の十分な相談と診断が、成功への第一歩です。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
監修者
日本歯科大学卒業後、医療法人社団学而会 永田歯科医院勤務、医療法人社団弘進会 宮田歯科医院に勤務し、
医療法人社団ビーズメディカル いわぶち歯科開業
【所属】
・日本口腔インプラント学会 専門医
・日本外傷歯学会 認定医
・厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
・文京区立金富小学校学校歯科医
【略歴】
・日本歯科大学 卒業
・医療法人社団学而会 永田歯科医院 勤務
・医療法人社団弘進会 宮田歯科医院 勤務
・医療法人社団 ビーズメディカルいわぶち歯科 開業
文京区後楽園駅・飯田橋駅から徒歩5分の歯医者
『文京いわぶち歯科・矯正歯科』
住所:東京都文京区後楽2丁目19−14 グローリアス3 1F
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