インプラント手術後の生活に関する注意点①
いわぶち歯科です。
本日はインプラント手術後の生活に関する注意点についてお話しします。
『1：飲食に関して』
麻酔がきちんと抜けるまでに60～120分ほどかかります。それまでは食事をしないほうがいいでしょう。
麻酔が抜けていない状態で食事をすると、「口の中を噛んだのに気づかない」という事態になりやすいからです。
そしてインプラント施術後から2～3日程度は
「柔らかい食べ物を中心にする」
「刺激物を飲まない・食べない」
「施術した箇所とは反対側の歯で噛む」
ことを心がけましょう。
インプラント施術後から早くて3か月、遅くても6か月くらいで、「以前の歯とほとんど変わらない感覚」で噛めるようになります（硬い物も含め）。
・施術後に食べる・飲むべきではないもの
炭酸等の刺激物、冷たすぎる・熱すぎる飲食物、粘り気の強いもの（餅等）、煎餅、各種ナッツ、フランスパン、辛い物（香辛料が多いもの）
など。
・施術後におすすめの食べ物
ゼリー、汁物、麺類、おかゆ
など。
『2：飲酒に関して』
「アルコールの成分が直接的に悪影響を与える」ということではなく、「アルコールで血流が活性化すること」が良くありません。
血行が活発になりすぎると、「傷の改善が遅くなる」「炎症、出血、腫れなどに見舞われやすくなる」などの問題が発生しやすくなります。
ただ、施術から1週間ほど経ったら飲酒を再開しても大丈夫です。
・処方される薬について
インプラント施術に伴い処方された薬は、特に症状（痛み等）がなくても必ず全て飲み切りましょう。
そうすることで、腫れ、痛み、感染症などを抑えることが可能です。
また、これらに限らずほとんど全ての薬に言えることですが、アルコールと同時に飲むことのないようにしましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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